リニューアルオープンしたMIMに潜入!一足先にデジタル体験してきました!
#MIM
#ミツカンのはなし
皆さん、ミツカンミュージアム(MIM)はご存じですか?ミツカングループが運営する体験型博物館で、この度2024年3月15日にリニューアルオープンしました。今回は、一足先に体験してきたミツカン社員が新しくなったMIMの魅力をお届けします。
目次
1. 新しくなったMIM
2. MIMアプリを使ってもっと楽しく!
3. アバターを通してあなたもお酢づくり職人に!?
4. 自分で未来を創れる!?そうぞうファクトリー
5. MIM館長よりメッセージ
1. 新しくなったMIM
MIMは、愛知県半田市にある酢づくりの歴史や食文化を楽しく学べる体験型博物館です。2015年にオープンし、これまでに約56万人にご来館いただきました。
MIMは、半田市にあるミツカン本社に隣接しており、車や公共交通機関(最寄り駅:名鉄知多半田駅、JR半田駅)でお越しいただけます。アクセス方法はこちらで詳しくご紹介しています。
今回は名鉄知多半田駅から向かいます!下車して歩くこと約10分、MIMに到着しました。
黒い瓦屋根にシックな青いのれんで、なんだか趣のある雰囲気。左奥に見える少し背の高いビルがミツカン本社です。
MIMは2つのコースを選べ、2つのゾーンを気楽に回る「ミニコース」と、5つのゾーンを一部ガイド付きで回る「全館」コースがあります。MIMはホームページからの事前予約制で、予約時にコースを選びます。当日の予約枠に「空き」がある場合は、当日でも入館できますが、確実に体験したい方は事前予約をしていきましょう。
ミツカンやお酢づくりの歴史を探るべく、今回は5つのゾーン全てを回る「全館コース」を体験します。
新しいMIMでは「デジタルを通して、より楽しく学べるような体験を提供すること」がコンセプト。スマートフォンアプリなども使いながら、新たな体験をお届けしています。
エントランスには早速、デジタル体験を楽しむための「MIMアプリ」のダウンロード案内板がありました。
リニューアルに伴い、MIMアプリもバージョンアップしています。事前ダウンロードすればスムーズに当日を迎えられるので、事前ダウンロードして来館するのがおすすめです。ダウンロードはこちらから。
事前準備を済ませたら、約100分の全館コース、いざスタートです!
2. MIMアプリを使ってもっと楽しく!
バージョンアップしたMIMアプリでは、カメラ機能を使ってMIMやミツカンにまつわる画像をアプリ内にコレクションできます。
集めたMIMコレクションは、AR技術を活用して、CGとリアルを組み合わせた撮影を楽しむことができます。
館内には紺色の看板が各ゾーンにあります。初めにエントランスで見つけたのは、ミツカン商品がゲットできるスポット。
看板の白い部分にアプリでカメラをかざすと、穀物酢をゲット!
ミツカン商品は全5種類。ランダムで出てくるので、何回もチャレンジしてぜひすべての商品を集めてみてください!ゲットした穀物酢は、大きさを変えたり、回転させたりすることができます。中身の液も一緒に動くところが個人的にツボです。
続いて、1つ目のゾーン「大地の蔵」に進みます。
コレクションは全部で約30種類、館内を歩き回ってコンプリートしてみましょう!おすしや半田市の山車、弁才船など他にもたくさんあり、拡大してみると細かいところまでデザインされていて、大人心もくすぐられます。
集める楽しさ、撮影する楽しさ、眺める楽しさ!いろんな楽しみ方をしてみましょう♪
3.アバターを通してあなたもお酢づくり職人に!?
江戸時代のお酢づくりやものづくり精神に触れることができる1つ目のゾーン「大地の蔵」。
大地の蔵には、多数のお酢職人がいて、何百年も昔から伝わってきたお酢づくりの歴史について学べます。昭和初期のお酢づくりに実際に使われていた桶もあるので、ぜひ見つけてみてくださいね。
古き良き伝統を感じられる「大地の蔵」を進むと、壁一面に大きなモニターがでてきました。
なんとこちら、モニター上部に搭載されているカメラで見学者のアバターを作り、体を動かすゲーム形式で楽しくお酢づくりを学ぶ新アトラクション。
まずは写真撮影をしてお酢職人のアバターづくりから始まります。
撮影が完了するとお酢職人のアバターが完成、自分の体の動きに合わせてお酢職人も動きます。顔写真撮影のときはしっかりとカメラ目線で笑顔をつくるのがポイントです♪
お酢職人になったらまずはお酢づくりの説明を受け、いざお酢づくりスタートです!
「りんご酢」「米酢」「ワインビネガー」にそれぞれ必要な原料をつかみながら、白い発酵容器に入れていきます。つかんで容器に入れる作業が意外と楽しく、子供に負けず大人も必死で手を伸ばして、ちょっとしたエクササイズです。
90秒たったら結果発表!あなたが作ったお酢の数が出てきて、お酢職人の任務はこれにて完了です。
「大地の蔵」の後は、「風の回廊」「時の蔵」「水のシアター」と各ゾーンを進んでいきます。それぞれいろんな見どころがありましたが、特に「時の蔵」で見るプロジェクションマッピングは迫力満点。
ここでは、江戸時代のお酢運びに活躍していた長さ20メートルの弁才船が再現されています。この船に乗り込んで、半田から江戸にいたるまでのお酢の航海を体感できます。
音、光、風をフルで使った演出でデジタルの凄さを実感しました。
4.自分で未来を創れる!?そうぞうファクトリー
そして最後に訪れたのは「光の庭」。こちらも今回のリニューアルの見どころです。
新アトラクションの「そうぞうファクトリー」と「みらいウィンドウ」。
捨てられそうな材料からおいしい未来の食べものをつくる「そうぞうファクトリー」と、その未来の食べものでより良くなった世界を映し出す「みらいウィンドウ」で、フードロスなどの社会課題を楽しく学んでいきます。
まずは、「そうぞうファクトリー」です。入口で黄色いカプセルを1つゲットして、奥へと進んでいくと、未来の食べものをつくるコーナーがあります。
ハンドルを回したり、ボタンを押したり、ボールを転がしたり。3種類のミニゲームでフードロスに繋がる食材をゲット、さらに料理していくことで、未来の食べものをつくっていきます。
「あまった魚」「形のよくないやさい」「あまった肉」など、ゲットできる食材によって、できあがる食べものが違ってきます。このゲームの成功率が高いと、後々いい結果に繋がります♪
こちらのご家族はチップスができました。
さらにカプセルを持って奥へと移動し、できあがったチップスをデコレーションして完成です。私が体験したときは、「あまったこむぎこ」「あまった牛にゅう」などをゲットし、デザートが完成!
完成したあとは、カプセルを持って「みらいウィンドウ」へ。
ピンク屋根のみらいポストにカプセルを入れると、自分がつくった未来の食べものを通してより良くなった世界が映しだされます。
MIMから始まり、どんどん世界が広がって、いろいろな建物や自然などがでてきました。
時は100年後の2124年。未来感があり、ワクワクしますね。
自分がつくった未来の食べものと、スコアが映しだされます。今回は87点おいしイイネ!でした!いいスコアだと、より華やかな世界観になるんだとか。そうぞうファクトリーでの頑張りがここに繋がっているんですね。
素敵な未来を見とどけて、楽しくフードロスを学ぶことができました。
5.MIM館長よりメッセージ
MIM館長である新美さんに、今回のリニューアルに対する思いを伺いました!
■MIM館長 新美佳久さん
「2015年に開館して以来、初となるリニューアルを行いました。デジタルを活用した体験型のコンテンツを強化し、楽しみながら自然にお酢や食について学ぶことができるよう工夫をしています。新コンテンツ『あなたも酢づくり職人』では、スクリーンに映し出された自身のアバターを動かしてお酢の作り方を体感できます。2つ目の新コンテンツ『そうぞうファクトリー&みらいウィンドウ』では、世の中にある使い道のなさそうな食材を集めて『未来の食べもの』を作り、未来の世界へ届けることができます。オリジナル写真が撮れるアプリも導入し、一層楽しめる施設としましたのでぜひご来館ください!」
最後に少しだけ、おっ!となるMIMのおすすめコーナーをご紹介します!
「光の庭」には味ぽんスタジオがあり、1本200円で写真入りのマイ味ぽんを作れるんです。MIMに遊びに行ったいい記念になりますね!
お土産コーナーには、ここでしか買えないMIM限定グッズがたくさんあります。なんと、ミツカンこだわりの粕酢「千夜」、その名の通り、三ツ判山吹をさらに千夜(約三年)熟成させてつくったお酢も数量限定で販売されています。
MIMでしか手に入らない限定品なので、お酢好きには必見です♪
今回はリニューアルの一部を皆さんにお届けしました!デジタルを通した驚きの体験の連続で、ミツカンに入社して5年目の私もワクワクが止まらず、あらゆる場面で思わず「おお・・!」と声を出してしまいました。五感をフルに使って楽しく学び、約100分のコースはあっという間でした。ここでしかできない体験が盛りだくさんなので、皆さんもぜひ新しくなったMIMに足を運んでみてくださいね。
▼MIZKAN MUSEUM(体験予約はこちらから)