コラム

水の大切さを再確認!ミツカンと考える水と暮らし

#ミツカンのはなし

水の大切さを再確認!ミツカンと考える水と暮らし

私たちの日常に欠かせない身近な「水」について、改めて考えてみるきっかけに!ミツカンの取り組みを通して、「水」の大切さを再確認してみませんか?

 

目次

1.水の文化センターとは?ミツカンが伝えたい、身近な水のこと

2.水道水の評価が上昇?意識調査が示す驚きの結果

3.もっと知りたい!水のおもしろさ、大切さ


1.水の文化センターとは?ミツカンが伝えたい、身近な水のこと

ミツカンには、1999年から続けている「ミツカン水の文化センター」という社会貢献活動があります。
活動目的は、「水の大切さをお知らせし、水に関する意識向上を目指す」こと!

ミツカンの歴史は、水の恩恵を受けて成り立ってきました。
醸造酢づくりには良質な水が欠かせず、江戸前寿司文化にチャンスを見出し江戸までお酢を運ぶのに船で何日もかけていた時代から、水に育てられてきた企業だからこそ、恩返しのごとく「水に感謝し、水の大切さを伝える」ことを20年以上続けています。

 

水の文化センターでは、“人と水とのかかわり”によって生み出されてきた知恵や技、風習などの生活様式を「水の文化」と名付け、さまざまな研究や調査を行ってきました。
毎年続けてきた意識調査は、2024年で、ちょうど30年目!
時代の変化に合わせて、身近な水について、私たちの意識がどのように変わってきたのか、20246月に実施した意識調査の結果からご紹介します。

 

2.水道水の評価が上昇?意識調査が示す驚きの結果

皆さんが、普段何気なく使っている水道水。
実は、私たちの水に対する意識や使い方は、この30年で大きく変わっているんです。水の文化センターが行った「水にかかわる生活意識調査」の結果から、家族の暮らしにかかわる興味深いポイントをご紹介します。

 


■水道水への不満、味から金額に!

30年前の調査開始当初は、水道水は「おいしくない」というイメージが強く、水道水への不満の1位を占めていました。しかし今では、浄水技術の向上で質がよくなり、安全でおいしい水が蛇口から直接飲めるようになった結果、味・臭い・衛生面に関する不満が大幅に減少し、「特に不満がない」が、なんと49.6%にも!
2024年の不満なポイントでは「水道料金が高い」が1位になったものの、他のライフライン(電気・ガス・通信)と比べると、水道料金は最も納得感が高く感じられているそう。
総合的に、水道水への満足度が高いことがわかりますね。



■節水意識は、減少傾向に?

 家計のやりくり・環境配慮の面でも気になるのが、節水の取り組み。実は、節水を実践している人の割合が、年々減少傾向にあるようです。
特に20代・30代の若い世代では、節水の意識や行動が他の世代に比べて低いこともわかりました。安全な水が水道からすぐに出てくる恵まれた環境が、かえって節水意識を少し薄れさせているのかもしれませんね。

 

■災害時の備え、水の用意もお忘れなく!

 震災や豪雨など災害への不安が高まる中、水の備えはどうでしょうか。調査によると、何も備えをしていない人が39.8%と、まだまだ多くいらっしゃることが分かります。
一方、40.1%の人が「市販のペットボトル入りの水を買い置きしている」と回答。しかし、この割合も、実は年々減少傾向にあります。忙しい毎日の中で後回しにしがちですが、家族の安全のために、水の備蓄を見直してみてはいかがでしょうか?

以上、意識調査の結果から少しだけご紹介いたしました。
身近な水に対する意識、備えについて、再確認いただくきっかけになればうれしいです!
さらに意識調査の詳細をご覧になりたい方は、こちらの調査報告からご覧ください♪


3.もっと知りたい!水のおもしろさ、大切さ

水の文化センターでは、毎年『水の文化』という機関誌を発刊したり、どなたでもご参加いただけるイベントの開催などを通じて、私たちの暮らしを支えてくれている「水」の大切さを感じていただく活動を拡げています。 
              
水についてご興味ある方は、ぜひ機関誌からご覧になってみませんか?
「人と水」との接点は無限大!さまざま切り口から、水にかかわる知恵や、地域固有の習慣に光を当てて取材した、読み応えのある内容をお届けしています!

【おすすめのバックナンバーはこちら!】

〈1〉そばと水 

日本人が愛する「そば」作りにも、水が不可欠。地域ごとに特色を残す、「そば」の製法や歴史・文化情報がたっぷりと詰まった一冊です。これを読んだ後に食べるそばは、より美味しく感じられるかも?!

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〈4〉食物保存の水抜き加減

保存性を高めるための、食材の水分コントロール!伝統の干物や、新しい乾燥野菜、ブランド干し柿まで・・・現代に受け継がれている、その土地の気候・風土を活かした伝統的な「水抜き技法」にせまりました!

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過去の機関誌はすべて、ホームページからご覧いただけますので、ぜひ読んでみてくださいね♪

水の文化センター:機関誌『水の文化』

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水の文化センター:お問い合わせ・機関誌のお申し込み

 

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